シリーズ累計2,400万部超の大人気異世界転生ファンタジー『転生したらスライムだった件』通称『転スラ』において、登場するキャラクターの中でもずば抜けた個性で読者からの人気を集めるのが７柱の悪魔、通称『原初の悪魔』です。
今回はその中の一人、カレラについて説明していきます。
原初の悪魔の中でもド派手な描写の多いカレラの強さや究極能力などを紹介していきますので、是非最後までご覧下さい。
【転スラ】カレラの強さや究極能力は？
ディアブロを上回る魔素量
作中では核撃魔法を勝手気ままに使う滅茶苦茶な悪魔という印象があるのですが、実は、カレラはリムル配下の悪魔で最も大きな魔素量を持っています。
それと大雑把な性格が相まって、同じ原初のウルティマからは『手加減知らずの派手好き』と言われており配下の悪魔アゲーラと、エスプリも苦労しています。
元々大きな魔素を持っていたことで技量を高めることをしなかったカレラは、その力の使い方がまだ未熟であり、実力ではディアブロやテスタロッサに劣り、ウルティマとは互角といった力に留まっています。
核撃魔法「重力崩壊」
人工的なブラックホールを生み出し、全てを圧し潰す超強力な魔法。
核撃魔法の中で最大最強の威力を誇る反面、膨大な魔素量を消費します。
カレラはこの魔法で多くの敵を塵にしています。ちなみにとても派手。
究極能力『死滅之王（アバドン）』
帝国の強敵近藤との戦闘中にて手に入れた能力。作中では一度発動させれば敵に対して確実な破滅をもたらすとあるが、この究極能力を手に入れたことで非常に精密な魔法制御が可能となった。
【転スラ】カレラとは？原初の黄ジョーヌとは何者？
忠誠心は配下の中でも随一ですが、元をたどればディアブロに勧誘され（ボコボコにされ）リムルの配下に加わります。
カレラは原初の黄（ジョーヌ）と呼ばれる最古の悪魔の一人です。
名前の由来は『ポルシェ 911カレラ』からきています。
当初は、ディアブロとの縁もありただ力を貸すだけのつもりだったカレラですが原初に名を与え悪魔公（デーモンロード）へと進化したことで、リムルに対して絶対の忠誠を誓います。
敬語が苦手なのか、リムルに対しても横柄にも見える態度で接しており、ディアブロをイライラさせる場面もありますが、リムルへの忠誠心は他の悪魔にも負けず日々働いています。
魔王も頭を抱える破壊の権化
長い金髪と美少女風の容姿が、現代のJKを匂わせるのですが、大雑把で適当な性格からか、無意味に核撃魔法を使って配下の悪魔や敵までも困らせています。
主であるリムルですら目を離したら何を仕出かすか分からないほど。
魔王ダグリュールに【核撃魔法が趣味の破壊魔】と言わせ魔王レオンの頭痛の種にもなっているカレラですが、魔王ミリムには気に入られている様子。
リムルのおかげで進化を果たす
もともとテスタロッサ（原初の白）やウルティマ（原初の紫）とで足を引っ張り
対立していたカレラは長年進化できずにいたのですが、ディアブロの勧誘を受けリムル陣営に加わったことで名を与えられ悪魔公に進化したことは、カレラにとって大きな転機と言えるでしょう。
【転スラ】カレラ登場話・主な活躍
小説１３巻
帝国兵総勢約２０万と会敵したリムル陣営。一番槍を任されたカレラが使った、周囲の迷惑を顧みずに使った全力の一撃が核撃魔法「重力崩壊」。
最初はそこまで全力は出すつもりは無かったみたいですが、派手好き＆常識知らず＆大雑把なカレラは、配下のアゲーラに焚き付けられたものの結局はノリノリでこの魔法を使って帝国兵約２０万のうち、八割以上を撃破してみせます。
まさしく原初の悪魔と言わんばかりの圧倒的な実力を見せつつも、ブレーキの壊れた暴走っぷりや、配下に窘められる姿がどことなく可愛いと思えるのでおススメ回です。
小説１５巻
帝国の強敵近藤達也との死闘が繰り広げられます。
近藤相手に本気になるもそれでも敗北寸前まで追い込まれるカレラが【死ぬことは許さない】というリムルの命令を守り近藤に勝つ為に究極能力『死滅之王（アバドン）』を手に入れます。
最終的にカレラは『終末崩縮消滅波（アビスアナイアレーション）』という核撃魔法「重力崩壊」よりも強力で派手な魔法を使って近藤を倒すのですが、このシーンでは目の前の敵に勝つ為にカレラがどんどん成長していく姿が見れるので必見です。
【転スラ】カレラの強さや究極能力は？原初の黄ジョーヌの正体は？まとめ
破滅王 カレラ#転スラ pic.twitter.com/LIec610RJy
— 最終龍覇リンク (@EggWorking) January 22, 2019
作中ではカレラのことを総じてやんちゃに描くことが多いですが、『我が君』と呼ぶリムルへの忠誠心は本物。
また、敵を称えたり味方を褒めたりする姿を見せることもあり凛々しい武人の様な一面を見せたりもするので、とても好感が持てる悪魔だと思います。
