クリスマスが終わると、スーパーの店頭でズラーッと並ぶ”鏡餅”。
昔は同じ大きさのものばかりでしたが、最近ではサイズ感も大きいものから手ごろでお一人様用のものまで売られていますよね。
サイズ感だけではなく、定番はみかんですが、最近では新年の干支がちょこんと乗っていたり、キャラクターデザインがあったりと、バリエーション豊かです。
しかし、そもそもこの鏡餅っていつだすの?なぜ飾るのと疑問に感じたことはないでしょうか?
また、子供から質問されたときにさらっと答えられる
自信はありますか( ^ω^)・・・?
そこで今回は、鏡餅の由来を子供向けに紹介するポイントや飾る意味などについてご紹介いたします!
うちのママ・パパって、何でも知ってる!と子供のキラキラした視線を実現させましょう!
由来を知ると、行事ごともより一層楽しめますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
鏡餅の由来を子供向けに説明してみよう!
お正月の飾り物の定番である鏡餅。
まずは子供でもわかるように、ポイントを抑えましょう!
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- お正月に向けて、リビングや玄関に飾るもの
- 神様が幸せを運んで帰ってくる場所
- 鏡餅の上にあるのは、橙といって実を何年も落とさない果物
- 鏡餅を飾って、家族みんなが長く幸せになれますようにってお願いする
</p></div>
いかがでしょうか?
ポイントを噛み砕いてお話してあげるのもいいですが、由来が描かれている絵本を一緒に読んだり、クイズ形式で遊びながら伝えていくのも、楽しんでくれそうですね。
鏡餅の由来や飾る時期について(大人向け)
それでは、大人向けにも、由来などを解説していきましょう!
鏡餅の由来とは?
お正月は神様をお迎えし、福をもたらしてくれるという風習があります。
その中の一つに鏡餅がありますが、この”鏡”、実は銅で作られていて”銅鏡”と呼ばれていました。
とても貴重な物で、【丸い鏡】をしていたことが、現代の鏡餅の由来と言われています。
また、銅鏡には神様が宿る場所とされ、神聖なものと信じられていました。
<div class=”concept-box1″><p>
- 鏡餅を作る
- 鏡餅を飾る
- 神様にお供えする
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というのが一連の流れとなっていますが、年神様の依り代となる丸い餅を鏡に模して、「鏡餅」と呼ぶようになったと伝えられています。
鏡餅を飾る日は重要!?
鏡餅を飾る日はいつがベストか、ご存じでしょうか?実は12月28日に飾るのが、一般的といわれています。
28日が難しい場合には、遅くとも30日には飾るのが習わしのようです。
ちなみに避けるべき日はあるのでしょうか…?
鏡餅を飾る日として29日(「苦」を連想させる)と31日(一夜飾りで縁起が悪い)はNGです!
できる限りこの2日は避けましょう。
鏡餅を飾るのにはどんな意味がある?
鏡餅って、なぜお正月に飾るの?
お正月には飾るものがたくさんありますよね。
元旦になると、新年の神様である年神様が各家庭にやってきて、幸福を持ち運んできてくれると考えられていますが、鏡餅は来てくれる場所と考えるとわかりやすいです。
せっかくきてくださった神様がゆっくりできる場所をつくっておかないといけないですよね!
鏡開きをするのにもしっかりとした意味があります。
魂が宿った餅玉を食べることで、年神様の運気を分けてもらい、無病息災を願うという意味があるようです。
鏡餅が2段には理由がある?
鏡餅といったら、2段!と連想されますよね。
あのフォルムが好きな方も多いのではないでしょうか?
では、なぜ鏡餅は2段なのでしょうか?
大小2段で月と太陽、陰と陽を表していて、福徳が重なって縁起がよいとされているためお餅が2段に重なっているのが定番となっています。
鏡餅の飾りの意味は?
大事な鏡餅を供えるために、お餅だけでなく神聖な品々や縁起の良いものを添えていきます。
それでは、詳しく見ていきましょう!
ゆずりは(譲り葉)
新葉が出た後、古い葉が落ちる流れから、家系が続くことを表しています。
だいだい(橙)
橙の果実は熟しても落ちにくく、数年残り続けることがあります。また、1本の木に何代もの実がなることから、家族繁栄、代々家系が続くことを表しています。
こんぶ(昆布)
養老昆布(よろこぶ)=喜ぶという意味。
お正月にはよく昆布は用いられていますよね。
また、昔は昆布の事を「広布」(ひろめ)と読んでいて、喜びが広がる縁起ものとされています。福が授かる意味合いもあり、「子生」(こぶ)と書いて子宝にも恵まれるとの願いもこめられています。
飾る場所には気を使うべき?
神様に来ていただきたい大事な場所であれば、どこでも問題はないです!
複数お供えすることもよしとされているので、どこに置くか想定した上でいくつ準備すべきか考えることをオススメします!
<div class=”concept-box1″><p>ここにテキストを入力</p></div>
- リビングのように家族が集まる場所
- 台所
- 書斎
- 子供部屋
年神様がいらっしゃるところのため、騒がしい位置は避けた方がよいとされているので注意しましょう!
鏡餅がある時の保育園での過ごし方
子供たちに楽しんでもらいながら、鏡餅についても理解が深まる過ごし方をご紹介します!
鏡餅の製作をする
紙コップや白い紙を使って、手作りの鏡餅を作るのは定番ですね!
どうしてもはさみを使う工程が発生してしまうので、手を切らないように注意しましょう。
鏡開きをして、お餅を食べる
お餅を食べなきゃ始まらないですね♪
お子様の大きさによっては、食べさせるお持ちのサイズに気を使いましょう。
味付けも数種類準備すると、より楽しめるかと思います!
オススメは①あんこ②黒蜜きな粉③のり醤油です。
絵本を一緒に読む
食事も済んだところで、行事の理解を深めるために、先生が鏡餅の由来について絵本を読むのも定番ではないでしょうか。
お友達と一緒に、「さっき食べたよね!」「だからお餅が二段なんだ!」なんて言葉が飛び交うのが目に浮かびますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
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- 鏡餅の由来:子供向けと大人向け
- 鏡餅はなぜ飾るのか、ひとつひとつの飾りの意味
- 保育園での楽しい過ごし方
- 鏡餅の製作をする
- 鏡開きをして、お餅を食べる
- 絵本を一緒に読む
</p></div>
お正月は特別な飾りものや縁起物が多いです。
ひとつひとつに意味や由来があるので、子供に説明したいと思ったときに振り返ってみると学びが多いですよね!
年内に鏡餅を飾っていなかった方は、この機会に飾ってみてはいかがでしょうか?
素敵な新年をむかえられるといいですね♪