両面宿儺は何者?史上最凶最悪呪霊の能力や強さは?
呪術廻戦の中で、ストーリーに欠かせない重要なキャラがいます。
それは虎杖が呪術界へ足を踏み入れるきっかけとなった、「両面宿儺(りょうめんすくな)」です。
史上最凶最悪の呪霊と呼ばれる両面宿儺ですが、いったい何者なのでしょうか?
この記事では、両面宿儺の正体や術式、能力や強さなどについて詳しくご紹介していきます!
【呪術廻戦】両面宿儺は何者?
【イラスト公開!】#呪術廻戦 コミックス3&0巻発売を記念して、イラストレーターさん達に応援イラストを描いて頂きました!灸場メロさん(@9baMelo )による両面宿儺! #美術廻戦 のハッシュタグで、今後も順次紹介していきます!イラストは特設サイトの画廊にも掲載!https://t.co/bZXrSgHU64 pic.twitter.com/gg4ys5h3Dy
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) December 11, 2018
記念すべき第一話で登場し、虎杖悠仁を呪術界へと誘うことになった「呪いの王」。
一つの胴体に二つの顔、四本の腕を持つという、同じ名前の鬼神が『日本書紀』に登場することから、これがモチーフだと考えられます。
仁徳天皇の世(推定5世紀)、朝廷に従わぬ両面宿儺(リョウメンスクナ)という異形の豪族が飛騨国(現在の岐阜県北部)にいた。
両面宿儺の頭には顔が二つあり、それぞれ正面と背面を向いていた。体には四本の腕と四本の足があった。力強く敏捷で、左右に剣を帯び、四つの手で二張りの弓矢を用いた。 pic.twitter.com/1CDCKTwWe2
— 世界と日本の歴史と伝承@FC2 (@RekisiDenshoFC2) September 20, 2018
作中での両面宿儺は、千年も前に実在したと言われている「異形の男」です。
陰陽師などが活躍する呪術の全盛時代に強い呪術師達が束になって戦っても、宿儺には勝てなかったと伝えられています。
寿命を迎えても尚、死んだ男の指は死蝋(腐敗を免れ蝋化した死体)となり、「特級呪物」として現世にも力を及ぼすこととなります。
そしてその宿儺の指は、呪力を得ることを望んだ虎杖によって食われ、虎杖の中に取り込まれます。
「素晴らしい!鏖殺(おうさつ)だ!」と受肉を喜ぶ宿儺ですが、虎杖の特異体質により、彼の意識までをのっとることはできません。
【呪術廻戦】両面宿儺の術式能力&強さは?
TVアニメ『#呪術廻戦』第5話「呪胎戴天-弐-」をご覧頂きありがとうございました!
虎杖を救うために両面宿儺と戦う伏黒だが、格の違いを痛感し…。次回第6話「雨後」もお楽しみに! pic.twitter.com/TinFAa1QMw— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) October 30, 2020
両面宿儺は強く作中においては最強クラスのキャラクターになります。
いわばラスボスのような立ち位置ですね!
あの五条にさえ「しんどい」と言わせる強さを持つ両面宿儺ですが、術式や能力はどんなものなのでしょうか?
五条が分析するには、虎杖が宿儺の指を体内に取り込み続けることによって、術式が刻まれるとのことです。
まだ詳細については未知数ですが、明らかになっているものをご紹介します!
術式
解(カイ) | 攻撃対象を斬撃する。敵を細かく切ったりビルを両断したりできる。 |
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捌(ハチ) | 呪力を持つ相手を対象にした術式。一太刀で相手を倒す。 相手の呪力・強さに応じて最適化した攻撃が可能。 |
開(フーガ) | 炎を矢の形に具現化して放つ。 かなり高い火柱が上がる強い威力を持つ。 |
この他にもまだ新しい術式が出てきそうです。
宿儺の能力はまだ未知数であり、強さの全貌が明らかになるのが楽しみですね!
能力
術式のレベルが規格外である宿儺ですが、身体能力についてもかなりの強さを誇ります。
作中2巻の伏黒との戦闘では、空中で投げた伏黒の後ろに回って攻撃するなど、華麗な空中戦を魅せています。
パワーや敏捷性においても、文句なしの実力を持っているのです。
また、自分や対象を回復させる能力も持っていますが、これについては後ほどご紹介します!
作中での呪術師の能力は、基本的に同じ系統の術式を使えると考えられますが、「斬る」「炎」といった全く違う毛色の術式を使えるのは異質。
このことから、ファンの間では宿儺の術式が『調理』なのではないかと囁かれています。
それならば、切って焼くといったプロセスで納得ができますね。
調理後には作ったものを食べますから、もしかすると宿儺には敵を『食べて』能力を強める技もあるのかもしれません。
【呪術廻戦】両面宿儺の領域展開
宿儺の領域展開「伏魔御廚子(ふくまみづし)」については、渋谷事変で明らかになっています。
「解」と「捌」を浴びせて、領域内での対象を木っ端微塵にする恐ろしい威力を持っているのです!
通常使われる領域展開は、空間に敵を閉じ込めますが、伏魔御廚子は攻撃対象を閉じ込めず、領域の出入りが自由になっています。
「逃げ道を与える」という縛りによって領域性能を上げ、必中範囲を拡大させているのです。
尚、渋谷事変では、この伏魔御廚子の範囲が大きすぎたために、避難していた一般人が巻き込まれて大勢が犠牲になってしまいました。
結界を使わずに領域展開をするのは『空に絵を描くに等しい神業』だそうなので、宿儺の能力の高さに納得できますね。
【呪術廻戦】両面宿儺の術式反転
呪術界では、術式の反転、つまり自分や他人を治癒する能力は貴重であり、高度な技術力が必要です。
宿儺は、虎杖の心臓や腕、伏黒の負傷を治癒していたので、回復能力である反転術式を使えます。
強力な攻撃もできるうえに回復も兼ね備えているとは…ますますラスボスの風格が増してきますね!
【呪術廻戦】両面宿儺と虎杖との契約
虎杖については、体を乗っ取っておきながらも、自分を不自由に閉じこめる存在だと疎んでいます。
虎杖が食べた指以外での復活も可能なために、初めの頃は虎杖を頻繁に殺そうとしていました。
実際に、心臓を抜かれ、虎杖は一度殺されてしまったのですが、宿儺が伏黒を「唯一の好奇」として大変気に入り、虎杖の体から彼を見守るために、心臓を治癒しました。
そのときに、宿儺と虎杖は下のような契約を結んでいます。
- 「契闊(けいかつ)」と唱えたら一分間体を明け渡す
- 契約内容を忘れる
- 体を明け渡している間は誰も殺さないし傷つけない
契約内容を忘れるという約束があるため、虎杖の記憶は宿儺によって消されており、契約を覚えていません。
ちなみに、大体の人間や呪霊に関心を持たない宿儺ですが、伏黒にだけは特別な興味を抱いているようです。
漏瑚と対峙した際の「俺には俺の計画がある」という台詞や、何者かに指示している行動から見るに、宿儺には秘密裏に進めている計画があるようですね。
ちなみに宿儺は、普段虎杖の中にいるときはボーっとしているようで、作者の芥見先生曰く、『千年ボーっとしていた暇つぶしの達人』なんだそうです。
【呪術廻戦】両面宿儺の指の行方は?
全部で20本ある宿儺の指の行方ですが、すでに15本は虎杖が食べて取り込んでいます!
では、残り5本の所在はどこにあるのでしょうか…?
ちなみに、呪術高専では所持していないので、夏油一派や真人が持っているか、もしくは他の呪霊が取り込んでしまっているもかもしれません。
虎杖の高校にあったように、魔除けとして保管されている可能性もあり得ます。
いよいよ残るは5本…すべて虎杖が取り込んだら、一体何が起こるのでしょうか?
宿儺が完全なる復活を遂げるのか、虎杖が無事でいられるのかどうかも含め、ドキドキしながらストーリー展開に期待しましょう!
【呪術廻戦】両面宿儺は何者?史上最凶最悪呪霊の能力や強さは?まとめ
この記事では、両面宿儺の正体、能力や強さなどについてお伝えしてきました!
悪役でラスボスの立ち位置である両面宿儺ですが、ストーリーが進むにつれ、虎杖との関係性も変わってくるのでしょうか?
強力な敵が一転して強力な味方になるのは、バトル漫画に期待してしまう熱い展開ですよね!
千年前に彼が人間だった頃のエピソードも、いずれ語られる日がくるのか…
ますます目が離せない呪術廻戦、宿儺の目的や新たな術式も含めて、今後もとっても楽しみです!
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