アニメ『白い砂のアクアトープ』の第1話で、主人公の海咲野くくるが母子手帳を眺めているシーンがありました。
くくるが手にしていた母子手帳は2つで、1つにはくくるの名前が書いてあり、もう1つには名前が書かれていませんでした。
なぜ母子手帳は2つあるのでしょうか?もう1つ母子手帳はいったい誰のものなのでしょうか?
この記事では、白い砂のアクアトープに出てくる母子手帳の謎を解説していきたいと思います!
白い砂のアクアトープ くくるが母子手帳を眺めていたのはなぜ?意味や理由は?
くくるが母子手帳を眺めていた意味
母子手帳は、本来であれば母親が持っているもので、妊娠してからの母子の健康状態を記録・管理するためのものです。
その母子手帳が娘のくくるの手元にあるということは、何らかの事情で今現在両親がいないのではないかと考えられます。
くくるが母子手帳を眺めていた理由
妊娠中から出産、その後成長していく過程で母と子を繋ぐ役割もある母子手帳ですが、くくるが1人でそれを眺めていたということは母親、もしくは両親に思いを馳せていたのではないでしょうか。
あるいはもう1つの母子手帳に名前が書かれるはずであった人物のことを考えていたのかもしれません。
白い砂のアクアトープ 母子手帳が2つの理由は?
母子手帳が2つある理由として考えられるのは、実はくくるに兄か姉がいたということ、または弟か妹がいたということ、あるいはくくるが実は双子だったということです。
2つの母子手帳は交付日がいずれも平成14年10月8日になっていることから、くくるが実は双子だったという可能性が高そうです。
白い砂のアクアトープ
そろそろ、くくるの過去回かな?なぜ、母子手帳がふたつあるのにくくるの名前しかないのか(予想はいくつか着くかな…)、くくるは双子の1人の可能性アリだね、親の事故の話とかもやっぱててくるか…
3話は命の大切さってのを知った話でした!!!— ツッキー (@tsuki002738) July 24, 2021
白い砂のアクアトープ 海咲野くくるには両親がいないのか?
1話、2話時点での情報
1話と2話の時点では、くくるがおじいとおばあと暮らしていることが描かれていましたが、両親の存在は確認できませんでした。
両親は仕事等で離れた場所にいるのか、それとも両親の身に何かあったのか、いずれにせよ今現在くくるとは一緒に暮らしていないことがわかります。
3話時点での情報
3話で新たに判明したのは、くくるの両親が既に亡くなっているということでした。
3話冒頭の回想シーンから、少なくともくくるが幼い頃は存命だったようです。
原因はまだ判明していませんが、何らかの事情で両親が亡くなってしまい、くくるはおじいの家に引き取られたということになります。
「白い砂のアクアトープ」…。
「いきもの」ならば…なんであれ必ず通過する2つの事象の内の一つ”誕生”に触れた形になる3話。
その一方で、くくるの両親が他界しているとか、”名前のつけられなかった母子手帳”とか…ペンギンのチョコの体調不良とか、”死”の気配もちゃんと入ってるんだよな…。
— 擅樺 (@DhSAkoJSK4dksCs) July 22, 2021
母子手帳に名前がない理由は?
母子手帳の交付
母子手帳は、産婦人科で胎児の心音が確認される週数になったら自治体から交付されます。
交付日が同じ母子手帳が2つあるということは、産婦人科のエコー検査で胎児を確認した際に、双子だったと考えられます。
ですが名前が書かれているのはくくるの母子手帳だけで、くくるの双子の片割れであろう人物は物語に登場していません。
バニシングツインの可能性
名前のない母子手帳の理由として考えられるのは、くくるの母親が妊娠中に双子の片方がお腹の中で亡くなってしまい、子宮に吸収されるバニシングツインという事例です。
バニシングツインは一卵性双生児の方が発症率が高いとされているので、もしかしたらくくるは一卵性双生児の双子だったのかもしれません。
白い砂のアクアトープ、母子手帳二つあるのはくくるが生まれてくる前か後か、それとも双子の片方かが亡くなってるってことなんだろうか・・・。てか親はどうなってるんだ・・・。
— フェイト@7/23 はっぴーにゃーすでぃ♪ (@FateValkyrie) July 22, 2021
白い砂のアクアトープ、くくるちゃん、自分の分と名前の書いてないもう一冊の母子手帳を持ってたけど、くくるちゃんのご両親の間には生まれてこなかった、くくるちゃんの兄弟がいたということだろうか。沖縄には不発弾が多いらしいけど日常的に見つかっているとは。獣医の先生無事出産できてよかった。
— ジライヤ (@Akihabara_love_) July 28, 2021
白い砂のアクアトープ くくるの両親はがまがま水族館を経営していた?
3話の回想シーンで、両親とペンギンを見ていたくくるがそのうちの1匹に名前を付けても良いと言われていたことから、両親は水族館に関する決定権を持っている、つまり経営していたのではないかと考えられます。
くくるのがまがま水族館に対する強い思いも、現在おじいが経営しているというだけではなく、両親との思い出が詰まっている大切な水族館だからなのではないでしょうか。
『白い砂のアクアトープ 』第3話
今回は、くくるをフィーチャー。
両親のこと、なぜ水族館を存続させたいのかなど少しだけ彼女の人物像がみえてきました。
いろんな「命」が交差して、今後ターニングポイントになりそうな回でしたね。沖縄の人も納豆たべると知り驚きです。#白い砂のアクアトープ pic.twitter.com/sxllxnNHSf
— じゃがりこ (@enjoy_aniota) July 29, 2021
#白い砂のアクアトープ 3話
水族館の実務的な話が増えてきて面白くなってきた。前回に引き続き、動物、スタッフ両方を守っていきたいくくるの想いが伝わると同時に理想ばかりで空回り気味な彼女の危うさを予感させる回でした。そっかー、くくると両親の思い出が詰まった場所なんやね pic.twitter.com/yk16ZB42Ml
— ヘンリエッタ (@Henrietta_P90GG) July 22, 2021
白い砂のアクアトープの母子手帳が二つある意味とは?くくるに兄弟の可能性あり?まとめ
母子手帳が2つあり交付日が同じだったのは、くくるの母親が双子を妊娠していたからだったのですね。
名前が書かれていないもう1つの母子手帳は、生まれてくるはずだったくくるのきょうだいのものなので、今も大切に保管されているようです。
更に海咲野くくるの両親は既に亡くなっていました。
くくるが母子手帳を眺めていた理由は、きっと亡き両親と生まれてくるはずだったくくるの双子の片割れに思いを馳せていたからではないかと思います。
両親の死の原因、もうひとつの母子手帳に記されるはずだった人物のことも、今後のストーリーで次第に真相が明らかになっていくはずです。
両親との思い出がたくさん詰まったがまがま水族館。
そんな水族館を夏休み館長としてなんとしてでも守り抜こうと奮闘するくくるの今後の頑張りにも期待です!